健康

2022年03月04日

いつも忙しいという事実

これもやっぱり自分のこと。

いつも、いつも忙しい自分。

ロックダウンのとき知ったけど、私は自分を忙しくしていたいらしい。
忙しければ、自分は成長し続けていると思え、安心できるっぽい。

結局、忙しくなりすぎて息がつまって、胃が痛くなる。

胃は痛くしたくない。
息が抜けるようになりたい。

アールがメキシコ旅行を計画してくれているから、それに向けて頑張る形に持っていっているところ。

前もって色々片付けて、メキシコはめいっぱい楽しみたい。

あぁ、やっとなんだか楽しみになってきたゾ


yukinishioka at 15:32|PermalinkComments(0)

2015年04月13日

日本で風邪引いてアイルランドで悪化

なんともかわいそうなのは、璃和です。

いつものように日本へ発つ前日、熱が出た私。げほげほと出発し、乾燥の11時間ロングフライトが終ったとき声が出なくなっていました。

璃和はそのときまだ健康体だったけど、滞在中に案の定うつった。小児科で抗生物質出してもらって飲んでちょっとよくなった。

でも同時におしりがカビた。

抗生物質によるものらしい。
うんちも下痢なのか何なのか、黄色の粘土みたいなものが毎度オムツを変えるたびにちょろっと出ているようになりました。カビルンルンなので、徹底的におしりを乾かさねばならなく、毎度のように乾かしてる間におしっこしたり、私の手に液体うんこを噴射したり...。
滞在していたのが実家で本当に助かった。ありがとう、家族の皆さん。

帰りの飛行機はアール無しの私と璃和だけ。そんなオムツ事情と、璃和にとっての娯楽がごく限られた飛行機内での11時間は、何とかなったけれども、やっぱり大変でしたぁ...抱っこしながら機内を何周したことか。はぅ。

帰ってきてから熱は出ないものの、咳が悪化。寝てる最中もごっほごっほえっほえほ。昨日病院へ連れていきました。
ペニシリンの抗生物質がでました。日本で処方されたお薬は赤ちゃんスプーン1杯分くらいだったのに、今回のは大人スプーン1杯分くらい。甘ーくなってて飲みやすそう。
いつものように、おしゃぶりを吸わせて、その横から注射器みたいなので注入します。

鼻水もたれたれ。どんどん出てくる。透明の水っぽいのだったり、ねちねちのちょっと黄色いのだったり。
アールに言われてスペシャルティッシュを購入。アロエとカモミールの効果で肌触りがなめらか、らしい。何度も鼻の下を拭かなきゃならなかったけど、ちっとも赤くならずにすみました。す、すごい、このティッシュ!


一昨日の晩は抱っこしてないと寝れなくて、朝4時から9時までエルゴに入れてやっと寝てくれた。
今ほは抗生物質の助けもあっていよいよ風邪菌と戦ってるのか、よく寝れてる。
アールが璃和のベッドのマットの下に枕を敷いて、頭サイドがちょっと高くなるようにしてくれた。鼻水が出続けるのを押さえるため。
あとは加湿器を入れっぱなしにした。それが良かったかな、いつも通り寝れた璃和。
ママは何度も起きて、あなたが大丈夫か確認したわよ。

ペニシリン効いて早くよくなるといいねぇ。




yukinishioka at 18:03|PermalinkComments(0)

2014年10月08日

38週と2日

ついに38週。 母も妹もおばーちゃんたちも みんな38週、もしくはそれ以前で子供を産んでいるウチの家系。

朝4時頃に目がさめる。 お腹が全体的にカチカチで寝返りをうとうとすると痛い。 つらかったけど張ってるだけで、じっとしてればお腹に痛みもないので、携帯で前駆陣痛について一通り調べたあとまた眠りにつきました。

6時頃またつらくて目が覚める。ネットで、
前駆陣痛とは陣痛の予行練習のようなもので、生理痛に似ていて、不規則な間隔で襲ってきたり?引いていったりするもの
だと学ぶ。

私のこれは生理痛のようにじんじん下っ腹が重いわけではない。 むしろ子宮の胃のあたりからおへそにかけた部分が両脇からきゅ~っと締め付けられてる感じ。
そんな窮屈ななかでサウィはあちこちキック&パンチしてるのだけど、窮屈でやだねぇと同情する他ない。

結局朝8時。それでも張り?が治まらないので、アールを起こして相談。病院に一応指示を仰ぐことにしました。
ここでお決まりですが、その回線やっぱり繋がらない。驚きませんよー。かけても、かけても繋がらない。大量出血してるとか緊急事態だったらどうするんだろう、なんて、ね。まぁ、ね…。

アールがどこからか別の部署の電話番号を発見。そこから回してもらってやっと繋がりました。
「おしるしも破水もまだ、腹痛は無し。これはただの前駆陣痛だろうから、家で安静にしてれば大丈夫。」とのことでした。指示が仰げてまずは安心。

現在同日夕方5時。まだ時々きゅ~っと子宮上部が緊張する。
前駆陣痛はお産がくる前兆らしい。いよいよかな~???





yukinishioka at 00:13|PermalinkComments(0)

2014年09月22日

初 救急車

先の水曜日、産婦人科での両親学級最中にひどい頭痛と立ちくらみに襲われ、寝かされました。クラスが終わっても治らず、助産婦さんの勧めでそのまま産婦人科の受付へ。
ほぼストレートにそのままベッドに寝かされ、NST(ノンストレステスト)ではないかと思われるテストを40分くらいしながら、血液検査のため手の甲から(初)血を抜かれ、血圧を測ってもらったり、ドクターによる触診を受けたりしました。
NSTじゃないかと思われるテストというのは赤ちゃんの心音を聞きながら、動きがあったらボタンを押すというもの。サウィはとっても元気でガンガン動いてくれていました。
サウィはたまにわざわざ窮屈なお腹の端の方へグリグリともぐっていく。そこにスペースはないので、当然こちらも「うっ」ってなる。「そこは居心地悪いねー」なんて共感したつもりでいると、急にその場で動かなくなる。「え、移動しないの…?」次第に機械から聞こえてくる彼の心拍の速さも落ち着いてきちゃって、こちらの気も知らずにすっかりリラックス状態。「え〜と…困ったな。笑」
でもそんなやりとりが頭痛を一瞬だけ和らげてくれるような気がして、助けてもらっているような勇気が湧いてくるのでした。

その後、「低血圧でありながらなぜ頭痛なのか分からない」と女医さん。「とにかくベイビーはハッピーみたいだから安心して。大学病院への救急車があと40分来てくれるそうだから。」

「え!?救急車!?」
今思えば、驚くポイントはそこじゃない。大学病院ってここから10分のとこにあるんですけど、それが40分。Earlの車で行っちゃった方が早くなかったですか?
いや…でも。その時点で夜10時過ぎ。産婦人科病院からドクターからのメッセージと共に救急車で行って専用の入口から入ったからこそ大学病院のドクターに1:30amに診てもらえたのでは。

大学病院の緊急は患者さんで溢れかえっていました。血は流れていないにしろ(と願う)、まるで戦争真っ只中の避難所。たくさんの医者やナースが働いていたけれど到底間に合っていませんでした。
ドクターに朝まで様子をみましょうと言われ、夜中3amについにベッドを与えられ朝まで毎時間ナースに血圧と体温を測ってもらいました。ベッドで寝れたのはとてもありがたかった。

翌日は3人のドクターが来てくれてテストxテスト。「赤ちゃん元気だし、帰宅してもいいでしょう。ただ4週間に1回だった検診を週2にします。」
臨月なので日本だったら毎週の診察は当たり前なのかな?ここでは少なくとも私の場合、今までに11週、27週、34週で診察してもらえただけ。次は38週の予定でした。今までに子宮口を確認したりとか、NSTなどの検査もなく、私も初めてのことなのでこんなものなのかしらと思っていました。アイルランドは子沢山の国だからそんなにしょっちゅう妊婦さんに検診の機会を与えられないとか??

つづく


yukinishioka at 00:57|PermalinkComments(0)

2014年05月16日

妊婦生活 17週なう

今年の2月、アイルランドは豪雨、洪水、そして台風、と3つの天災に続け様に襲われました。中でも最後の台風は、歴史的に異常な威力を持っていました。何十歳、何百歳という30mを超える大きな大木でさえ軒並み倒され、道路が次々に閉鎖。私の教える小学校の子供達はそれをみて恐怖から「このままみんな死んじゃうんだ」と思ったそうです。

アイルランド中大パニック。そんな夜、私とEarlは一つの事実を知りました。

妊娠。

分かった直後、二人で無言…。外の轟音はもはや聞こえず、口をぽかんと開けたまま呆然と、事実の意味を理解しようと黙ってしまいました。

生理が3日遅れていただけでテストを試したのは、もしかしたら妊娠してるかもよ?という「期待」を拭うため。そう、私は妊娠に積極的で、その日が来るのを楽しみにしていたんです。Earlも来年の9月頃には家族作りだと、それまでに何度も二人会議をしました。
それでも、妊娠しているという事実はショッキングだったのです。

30分間、二人ともソファの両サイドで無言。私の手が震えてて、Earlが手を握ってくれたものの、その手はまるで何処かで拾ってきた恋人とでも題された彫刻みたい。

11:30pm。
Earlがすくっと立ち上がり、「Simon(2番目のお兄さん)の所へ行ってくる!」
「でも、この状況でユキを一人にしてはおけない、でも僕は今、兄さん夫婦に会わなくちゃ…」

確かに、私も母と日本語で思い切り話したかったのもあるけれど、それより私は自分自身すでに肝が座ったような、精神的な強さをなぜか感じていたので、Earlに一人でお兄さんとこへ行くように勧めました。

母との電話は意外と短く終わりました。伝えると、「えっ!?妊娠した!❤︎」と喜んでくれたのを覚えてるけど、後は何を話したんだったかな。

電話の後、また一人で考え込んでいたら、家の電話にEarlから連絡が。ユキもこっちにおいでとのことでした。夜の12時。お兄さんはいつも午後4時からお仕事なので夫婦揃って夜型。でも0時に訪問するなんてやっぱり、と気が引けたものの、Earlがすでそっちにいたし、緊急事態ということでお兄さんの親切心にあやかることにしました。

到着と同時に「おめでとう!」と祝福してもらいました。あぁ、そうか。こういうことなのか、と新たに納得。Earlも大分落ち着いたようでした。

事実に慣れるのに2、3日かかりましたが、みるみるそれは楽しみに変わっていきました。今では四六時中赤ちゃんの話題。父母になるプレッシャーは、赤ちゃんのことを考えれば考える程落ち着いていきました。

6週。初めての超音波。大豆サイズの赤ちゃんは小さな影でしかなかったけれど、それでもとても早い心拍をこの目で確認出ました。
自分でもそんなに嬉しいのか、と驚いたのですが、小さな生命をこの目で見た時、私はほとんど叫んでしまいました。涙が溢れそうになるほど、感激しました。

10週。3月にまた超音波。赤ちゃんはかなり大きくなって、その時はイチゴサイズ。形がより人間っぽくなって、心臓はやっぱり私の2倍くらいの速さで動いてました。

13週。4月にはEarl二人で初めての海外旅行ということで、タイ&日本へ。日本でも産婦人科へ行きました。先生から素晴らしく的確な説明と回答をいただきました。さらに超音波画像から高性能な4D DVDを作っていただきました。

赤ちゃんはとっても順調!骨がしっかりしてきて、背骨や指の骨が一つ一つはっきり見えました❤︎すごい!

先生「性別知りたい?」
私 「ぜひ!」
先生 「男の子っぽいね。間違ってたらごめんね」

男の子!かも!
Earlも私もどっちでもと思っていたので、とにかく性別がだいたい分かってハッピー。私は名前考えるのがちょっと楽になるなとか思いました。

Earlはサッカー選手育成計画に火がついたようで、最近はサッカー番組を前以上によく見るようになりました。

私は男の子ならやっぱチェロかな、とか。


今は妊娠17週。つわり的なだるさや眩暈、頭痛などはまだ日常的なものの、16週になって庭をいじれるくらいに力が湧いてきました。このエネルギー、久しぶり。
水を未だかつてない量毎日飲みます。
最初の頃、吐き気があり、一度だけ戻しそうになりました。
朝が辛い時期が最初2週間くらいあって、それ以降は5時ごろからだるくなるように。
休みの日は丸一日しっかり寝て、夜もまたしっかり寝る。寝ても寝てもまだ寝られる。
お腹も4ヶ月目あたりから大きくなり始めました。5ヶ月に入りさらなる勢いで膨らみ中。同時に一度にたくさん食べられなくなりました。17週現時点、服にもよるけれど妊娠は明らか。学校でも聞かれるようになりました。


そんなお腹で今週末、来週末と続けてロンドン。来週は一年総仕上げのテストです。忙しいママでごめんよ。あと数週間で夏休み休暇に入るので、そしたら赤ちゃんとたっぷり時間がとれるので楽しみです。仕事で疲れてるだろうにお掃除にお料理にたくさんサポートしてくれるEarlにも休んでもらえそう。


お腹がどんどん大きくなるのが嬉しい。背中側にも膨らんでいるのか、背中の曲線が消えた。

自分の体が妊娠できる女性という体であることは知っていたけど、実際それが起こって今、私はその手際?に心から驚いている。
卵子やホルモン、骨や何やら全てが、まるで30年ぐらいこの日を待ちわびて日々秘密の特訓をしてきたかのように完璧なアンサンブルで、次々に事を進めている。骨盤は拡がってゆく、出産のその日まで。おっぱいはミルクが出るようになる。(本当にそんなことがこの先起こるというのだから、全くミラクルだ!) いつの間にやら私の脳味噌は赤ちゃんのことで満杯だ。

妊娠ってすごい。
人間が生まれるってすごい。
自分の身体で起こってることなのに、とてもじゃない、そのメカニズムの奇跡にはかなわない。













yukinishioka at 16:50|PermalinkComments(6)