2012年01月

2012年01月24日

読譜について - 友人とのディスカッション

すごく偉そうに今から書きますが、すみません。でも同時に私はこの題材のディスカッションをいつかちゃんと持てたなら面白いと思っています。

曲を学ぶのに、歌えるまでにたくさん音源を聞くのは必須、それが私の考え方です。つまり耳コピというやつです。耳で学んだものを形にするのです。楽譜は、「必要なので」みてみるのです。耳コピでバッハが弾けるようにはならないですもの。

読譜の練習という意味では、難しい曲を辛い思いをしながら音源無しで形にする。大変結構なことと思います。しかし、そもそも「初見でパガニーニが弾ける」ようになったとして、それは曲芸ではあれ、芸術ではないのです。

演奏者にとって楽譜は作曲者の意図を読む、ロジカルに多様な角度から音楽を研究する、アイデアのメモ帳として、などいう理由で必要なのです。
世界で最も良い録音をたくさん聞き、耳コピで弾けるところは真似して弾いてみるのです。このやり方はちゃんと行えば、
あなたの音色、感性、音程感覚を良い方向へ伸ばします。
読譜の訓練はオーケストラでスコアを使いながら鍛えるわけですから、個人の練習時では最も養うべきものを養いたいものです。

前にも書きましたが、音楽とは言語なのです。当然ですが言語とは本読むためではなく、人とコミュニケーションをとるのが元々の目的です。赤ちゃんは無垢に必死に人の口の動きを見、その発音を聞いています。そしてついには全く同じような節回しで言語を習得し、訓練の末には自分らしさをもった表現で人の心に訴えかけられるまでに至るのです。

これは楽器を勉強するのにとても大切なことだと思うのです。

(人は何を何故本にするのかというのを考えるのも面白いですが、それはまた別の話ですね)

実は、そうこういう私も音源無しの読譜で鍛えました。それが正しいと信じていたのです。しかし今そこから得たものと得られなかったものを、ようやくはっきりと自覚し始めています。アイルランドでの経験が教えてくれていることです。

つたない日本語で伝わるものかかなり不安です。

練習って難しいときもありますが、やり方次第なんですね。
楽しんでください。





yukinishioka at 03:24|PermalinkComments(4)今日の出来事 | 指導法

2012年01月11日

好き

月曜の朝、日本にみえる素晴らしい女性とスカイプでお話ししました。

「アイルランド帰ってきてしまった」感に潰され状態だった私。しかし、その会話の中で光与えられました。電話の後、それと頭のアンテナを頼りに事を運んだら、とんとんと、誰も傷つけることなく、ちゃんと収まりがついてしまったのです!

しかもそれは、思ってた以上に大きな腫瘍だったようです。
取れたかなと思ったら、急に見えなかったものが見えるようになったのです。
辛いと思ってたものは、その逆でした。

アイルランドへ戻りたくない、それを「これが時期というもの」とネガティブに考えていたけど、それを元から見直せそうです。


昨日、リムリックの仕事に復活。子供達がユキ、ユキと笑顔をくれる。会えて嬉しいと思うのでした。

姉さんと全ての人に感謝。
アイルランドという国に嫌に思ってごめんなさい。

yukinishioka at 15:18|PermalinkComments(2)生活 | 音楽教室

2012年01月09日

最後の休日

ついにバラ色のクリスマス休暇も最終日となってしまいました。
今日は朝はお買物へ出掛けました。食材揃えなくてはいけないのですが、日本から帰ってきてしまったショックと時差ぼけで、食べたいものが浮かばない。
結局、買ったものはなぜか部屋用キャンドル、それにストレートナーと洗濯洗剤(ついにソフトナーと漂白の2in1というのを買いました。洗い上がりが楽しみ♡)、そして13ユーロのビジネスバッグを買いました。

帰ってからついに、今までずーっと先延ばしにしていた3校それぞれに作った音楽教室グッズを整理しました。出席表なんやらがグチャ混ぜになったファイル、教材、筆記用具などがもう混ぜ混ぜの…て~へんなことになってました。
13ユーロのビジネスバッグと日本の百均が生んだ高機能ファイルとを同時に使って、全て一つにまとまりました。(パンパンだけど)
これからちょっと楽だわ~♪

お部屋のお掃除もしました。
だいぶ疲れました。

今日はこれから「自分めいろ」します。今名付けた行いですが実は私、時間があると結構これよくします。

今年は自分でも何がどうなってゆくのか分からないスタートをきりました。
2012年、良い年にしたいです!

今年もよろしくお願いします。





yukinishioka at 00:36|PermalinkComments(2)生活 

2012年01月06日

空の上で

そろそろ神経が敏感になってくる頃。
昨晩は今回の日本滞在最後の日。
おばーちゃんにブックカバーの作り方を教えてもらって自分で作るという夜を選んだ。
ばーちゃんは繰り返し、
「ユキが日本におったらいくらでもおしえてやれるんだけどなぁ」と言った。
「あれもこれも教えてやれるのになぁ」
「これも全部ちゃんととっておいてやるからな」と布もボタンも糸切りばさみもミシンも縫った布の角を立てる名前の分からない物まで、何でも揃っている裁縫用具を次々と貸してくれながら、いつものように縁起でもないようなことを言う。
やっと一個出来て、ばーちゃんは寝ると言って隣にあるベッドで寝るんだけど、どうも私がガチャガチャとうるさく寝れないらしい…
ごめん、もうちょっとやらせて!とできるだけ静かに続けていたら、ばーちゃんは大きな裁ちバサミを机に置く音や、引き出しを開け閉めする音には敏感だけど、ミシンの音には全く無反応ということがわかった。
若い時からずっと裁縫を続けてきたばーちゃんには聞き慣れすぎた音色なんだろうか。そうだとしたらと考えると79になったばーちゃんの、その人生の一部の触れた気がした。
結局三つもブックカバーを作った。ママに一つあげた。
おばーちゃんに教わったものを形にしてママにプレゼント出来るってなんかいい…♡と考えながら作った。

今は飛行機の中。
飛行機から甥たちの姿はまたも見つけられなかった。
ヘッドフォンでばーちゃんと観に行ったWicked(ミュージカル)のサントラを聞いていると、手首に昨晩のパパ主催のたこ焼きパーティで作っちゃった火傷を見つけた。
泣けてきた なんで今回はこうも感傷的… 


yukinishioka at 09:35|PermalinkComments(0)