2013年07月17日
自家製ニワトコのお花シロップ!
友人に招かれたディナーで味わったニワトコシロップ。
英語ではElderflower Cordial。かなり聞こえがステキになりますが、まったく味もそのとおり。とても爽やかで、ほんのり甘く、あの花の香りがそのままテイストとなった、上品な飲み物。
レストランで頼んだことがあって、6,7ユーロ平気でしたから、てっきり特別な高価なお花なんだろうと思っていたら、ニワトコ。おぉ、その辺に咲いてるやつじゃん?
しかも、私でも上手に作れそう……
先の日曜日ギグが3つ立て続けに4pm、6pm、 8pmとありました。最後はPeppers(Feakle, Co.Clare)でだったので、そのトラベルついでにFeakleの自然の中をニワトコの花探し。
探してみた分かったけど、もう時期が終わりかけみたい。低いとこまで降りてきてる枝のお花はもう終わってて、高ーいとこの花だけが白いかわいいお花を咲かせてた。歩道無しの田舎道、地元の人達がぶんぶん車を飛ばす道でいきなり駐車してよじ登るわけにもいかないので、探すのに大分車を走らせました。
FeakleからTullaへ、Scariffへ、Gortへと走りましたが、これが全然見つからない。ほとんどニワトコの木が無い。「探そうとすると無いもんだな…」
ギグが終わったのが11pm。Ennisへ向かって街頭なんてない田舎道を走ります。
その暗闇のなかで幻想的にその純白を誇示するElderflower!この道沿いには至るとこに咲いている。
遅いから車もほとんど通って無く、暗いので来たらすぐ分かる。買い物バッグを片手に飛び出し、お花摘み~♪ 夜中にひとりでお花摘み~
このお花です。意外に付いてきちゃった小さい虫たちは少なかった。ふぅ!
翌日、さっそくお砂糖、レモンとオレンジを買いに。Citris Acid(今調べたら日本語で、クエン酸)っていうのも必要で、これは薬局で買えました。
作り方は至ってシンプル。1.5Lのお湯で1kのお砂糖を溶かします。冷めたら、レモン3つの皮をすったもの、クエン酸50g、太めの輪切りオレンジ2つ、レモン3つを投入。そしてここでようやくニワトコのお花(20-30房くらい)の花部分だけをさらに投入!
綿のクロスで蓋をして24-48時間おきます。私は綿のクロスを見つけるのを面倒くさがって、普通の蓋にした。
一日目全部混ぜた直後。
あれから2日目。
熱湯で数分消毒した瓶に詰め詰め。
完~成!
今飲んでますが、ん~♡♡♡
オレンジは使わないレシピが結構ある。オレンジは味を人なつっこくさせる。きっとレモンオンリーだともっとスッとするんだろうな。来年試してみよう!
yukinishioka at 21:55│Comments(0)│食事
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