近況報告 10月 その2教会で弾いてきました。 あと、ハープ来た!!!

2009年11月13日

Ennis Trad & 胃潰瘍


 終わりました。 Ennis Trad。。。。
 去年は最後のコンサートだけ行って、良くも分からず終わってしまった、
 Ennisが一年で一番盛り上がる5日間。
 初日の木曜から最終日の月曜まで、毎晩朝5時近くまで騒いで、飲んで、楽しみました。
 これでもかっこれでもかっってくらい、楽しみました。笑

 金曜日はバイトのあと、Pub周りをした。どこのPubにでも音楽があった。それぞれキャラが違うから、Pubめぐりは面白い。
 バイトしてる間にお客さんとしてきた友人からリフトをもらうことが出来たので、町はずれのアーバンロッジ・ホテルへ「At The Racket」コンサートを聴きに行きました。(11:30開始のはずが01:00開始でした。笑 そんなだろうと、私足りが到着したのも00:30。)
 サックスが入ったカルテット。良いと言われるバンドはどこもいいギタリストを抱えているなぁ。
 そのあとは、アンドリューと合流。コーマックに誘われて、一緒にホテルのPubで勝手にGig開始。一つのPubの中で3つ、「同時多発Gig」になってました。
 
 4時半にPubから追い出されて(Pubがもう閉めたくなると、大きなデブいおじさんが数人やってきて、大声で出てけ、だか帰れ、だか叫びだす。)帰宅。
 
 翌日は昼に起きて、バイト。またちょっとPubめぐりをして、その日はテンプルゲート・ホテルから出てるシャトルバスを使って、アーバンロッジへ。
 Lunasaのコンサート、これが一番楽しみにしていたイベント!
 
 一言で言って、素晴らしかった。あらゆる可能性を楽しんでる感じ。アイルランドで実際に起こっている伝統音楽の動きの中の一つの方向として、こういう成り方があるということは、わくわくしてくる発見でした。
 見て聴いていて、自分がMum弦楽四重奏団で弾いていたときのことを思い出しました。毎日皆で考えて、練習して、挑戦して、その先に幸運にも感じることが出来たあの感じ。Mum…懐かしい。ちょっとさみしい。

 そのあとはTrad Dicoをチェック。ナイトクラブちっくなんだけど音楽が全部トラッドなの、と色んな人から説明を受けていたけど、イマイチ意味がよくわかってなかったのだけど、初めてのぞいてみて、なるほど納得。その通りでした。私も踊りたかったけど、実は翌日はアンドリューの新しい試みを多くの人たちの前で発表する日。その時のためにずっとアンドリューは試行錯誤しながら用意してきました。なので、Trad Discoは来年楽しむことにして、そのままTullaへタクシーで向かいました。面白いおじいちゃん運転手さんに当たって格安で送ってもらえました。
 朝の4時半、着。

 
 昼まで寝て。
 日曜日。またバイトへ行って、これが意外に忙しかった。
 終わったのが10時。急いでオールドグランド・ホテルへ。
 フランキー・ギャビン(フィドル)と、トニー・マクマホン(アコーディオン)という二大ミュージシャンの共演でした。
 始まったのが結局11:30とかだったんだっけ?とにかく何でも始まるのは遅い。笑
 前座でムーニー兄弟が演奏していました。
 上のお兄ちゃんはよく知ってるブライン、しかし彼にこんなすごい13歳フィドルの弟がいるなんて知らなかった!
 すんごいの。むっちゃくちゃ上手いの!小さいけど、しっかりスタイルもって弾いてるの。たまげました。しかも誰からもレッスン受けたことないんだって。私も子供がいたら、あんな子に育てるのに。あはは。なんちって。
 
 トニーは、アンドリューのお母さんアイサの弟さん。
 アンドリューはすごくトニーを尊敬している。
 マクナマラ家は、アイサも、メアリーも、アニータも、ケビンもソラカも、ポードリックもそしてアンドリューも全員そろって、トニーを囲んでいました。そして、その端っこに何故か日本人の私が立っているという不思議な光景。笑
 トニーを紹介してもらったら、彼は「君は日本人?昔日本を音楽のツアーで回ったことがあるよ。ある晩僕は興奮して寝られなかったんだ、何故かってその日素晴らしい三味線の音色を聴いたからさ。」と、日本を褒めてもらいました。
 トニーは2曲スロー・エアを弾いてくれました。
 その人の人生を詰め込んだような深い熱い音楽に私は、泣きかけてしまいました。

 二人のコンサートが終わって、アンドリューの新作Gigが始まりました。
 古い本当に良い音楽をDiscoの場に提供するという彼の試みは成功でした。
 次々にBluesや、Waltz、SkaやAmerican Country、時々アイリッシュ・トラッドも。次々に流れてくる質の高い良い音楽。良い音楽で人が踊れないわけがないというのが、アンドリューの見解です。彼らしいでしょ。笑
 年齢層が高くても楽しめるDisco、と思いました。若い人たちにはナイトクラブがちゃんとあるし、これは必要ないかもしれない。私みたいなのはこのDiscoの方が好きです。音楽がしっかり聞こえるし、質も流れも良いし、無駄な内臓を刺激する打撃音?もない。
 
 何でも新しい何かをの世間に提供するということは、本当にすごいことだと思う。たくさんの人が、楽しそうに踊っているのをアンドリューは、本当に嬉しそうに見ていた。
 翌日もやってくれ、との依頼があった。クリスマスは、ブローガンズの2階でやりましょう!なんて話も。本当によかった。本当に良かった。


 
 翌日の朝、偶然オールドグランドでトニーに再会して、そしたらトニーは「ユキ、君の音楽を結局聴けなかったことがとても残念なんだ。アンドリューがあんなに褒めていたのだから、聴いておくべきだったよ。」なーんて素敵なお世辞を頂いて、またね!とお別れしてアンドリューの車へ向かったら、アンドリューは「え、彼、そこにいたの??」とかって急いで会いに向かっちゃって、また再会。笑
 こんなに素敵なアコーディオンおじいちゃま、またぜひエニスへ弾きに来てほしいものです。


 月曜日。疲労が体に出てきました。熱が…
 無視してゴートへ教えに。こういう時に限って雨。寒いよう~濡れるよう~。
 帰ってきて、コンサートへ再びGo。
 その後のアンドリューのDiscoも楽しんで、楽しんで、、、、と思ったら、 
 めまいが~。朝4時半くらい?
 
 火曜日はしっかり休んだのに、関節が痛くなってゆくばかり。
 水曜もだるくて起き上がれない。どういうこっちゃ!
 これはちょっとおかしい、と思ったら、
 今朝、胃が痛くて早朝から眠りながらもがいていたら、案の定、起き上がれませんでした。
 ガスター10が一錠だけ残っているのを知っていたから、這って探しだし、ご飯を一口食べに行き、飲みました。
 
 10分後。
 すっきり。ふぅー。

 いつもながらこの効き目にはビビるね。
 でも効き目が切れてゆく、しくしく感も知っている。
 Help Me!!!の暗号をアンドリュー様に送らせてもらいました。
 
 Zantacというおクスリがやってきました。
 胸やけに聞くお薬です。と書いてあるけど、胃潰瘍にも効くらしい。
 今、飲んで3時間後。うん、実際効いてる。
 こうして、アイルランド産の品々にも親しみを持ってゆくのね…


 ともあれ!明日の結婚式の演奏の用意しなくっちゃ!
 
 日本のお寿司が食べたい! 
 ママの魚のあんかけがたべたい!
 ママのお味噌汁が飲みたい!
 みぃのパスタが食べたい!

 日本の紅葉が見たい!



 That's all。
  
 

 
 



at 00:22│Comments(2)パブギグ | 健康

この記事へのコメント

2. Posted by yuki   2009年11月19日 00:01
みんみんさん>
 コメントありがとうございます!
 いいFesだった、本当によかった。
 ん~、、、じんわりと感じますね。
 
 アンドリューのGigは無事に終わって本当に安心しました。
 クリスマスも一緒に踊りましょー!!
 トニー、、、長生きしてほしいグレイトなミュージシャンおじいちゃまです。
1. Posted by みんみん   2009年11月18日 08:58
フェスお疲れ様♪
アンドリュー初DJのディスコ。楽しかったね。 
アンドリューの音楽に対するポリシーを感じました。 
ディスコの最後にアンドリューと2人でワルツを踊っている姿を見て、超素敵なカップル!と思いました。 ラブラブ
クリスマスもぜひ参加したい☆ 
トニーの演奏、素晴らしかったね。 
ただ、会場がうるさかったのが本当に残念です。涙

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